日本盲教育史研究会

掲載:2017年11月04日

最終更新:2017年11月04日

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「第5回ミニ研修会 in 金沢」開催のご報告

第5回ミニ研修会を振り返って

松井繁(石川県金沢市)

 2017年5月21日(日曜日)、日本盲教育史研究会「第5回ミニ研修会in金沢」を運営させていただきました。まず、このような重大なイベントの場所として金沢をお選びくださって、大変感謝いたします。

最初にこのお話を戴いたのは、昨年10月下旬でした。果たしてご期待に添えるか不安でしたが、お受けすることに致しました。早速、一泊二日の原案を提示しましたが、それは会の趣旨に合わず、ほぼ半日と決まりました。頭に浮かんだことは、ご参加の皆様、遠くから来られる方々に、ご満足いただくにはどうしたらよいだろうかということでした。そして、計画したのがランチョンセミナーとフィールドワークの組み合わせでした。

 はじめに、実施期日を決めなければなりません。いつ頃が出やすいか、また外を歩き回るフィールドワークが主のイベントでしたから、極力梅雨・雨天は避けなければなりません。さらに、地元盲学校の参加協力を得たかったので、学校の状況を踏まえる必要もありました。こうして5月21日になりました。限られた時間を有効に使うには、できるだけ無駄な移動を無くする必要があり、研修会会場、懇親会会場をJR金沢駅付近にしぼりました。

 受付が手間取らないために、配布物を各個人ごとに封筒に入れ、墨字・拡大墨字・点字資料を即時に手渡せるよう封筒を色分けしました。なお、資料のCDは視覚障害者用はデイジー、一般用は音声ファィルにしました。研修室の定員が60名と制限されているので、参加者が多すぎるのも好ましくなく、参加状況を見ながらPRしました。無料の福祉施設及び福祉バス(22人乗り)を利用し、墨字・点字資料なども我が家で印刷準備が可能でした。

 ボランティア「金沢視覚障害者外出支援サークルKBOS」の会員が金沢駅で参加者をお待ちしていましたが、マッチングが最初一部でうまくいかなかった面があったようです。メインのフィールドワークでは野外なので、説明が皆様に十分聞き取りにくかったかも知れません。持ち運びできる拡声器を準備すべきだったと思いました。懇親会ですが、学術的な意見交換の場にすべきか、それともフリーに交流を深めていただくのを主にすべきか戸惑いがありました。

 当日は天気にも恵まれ、私自身このイベントを楽しくやらせていただいて思い出の1ページになっていますが、不行き届きな点が多々あってご不便をおかけしたことを申し訳なく思っております。最後に、事前に岸先生・渡辺先生にわざわざ金沢に足を運んでいただくなど、陰に陽にご支援いただいた日本盲教育史研究会の役員・関係者各位、そしてお忙しい中、九州などからも遠路はるばるご参加くださった多くの県内外の皆様に対して、心からお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

本文ここまでです。

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英語:Japan Society on the History of Blind Education

エスペラント:Japana Societo pri la Historio de Blindul-Edukado(ヤパーナ ソツィエート プリ ラ ヒストリーオ デ ブリンドゥール・エドゥカード)

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