掲載:2017年12月10日
最終更新:2017年12月10日
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今年5月、金沢で第5回ミニ研修会を開催させていただきました。当研修会で取り上げたテーマが、歴史的な足跡を残した金沢の視覚障害者竹川リンと奥村三策でした。講師の庄田氏がその時、竹川リンをモデルにした小説を書いていると話しておられました。
このたびそれが標記の小説として完成し、出版されました。2017年12月9日にその出版祝賀会が行われます。
竹川は、明治16(1883)年、43歳で病死し、遺言により石川県で最初に献体し、篤志解剖に付されました。篤志解剖は、全国的にも草分け的なことでした。被差別部落史研究家・庄田氏は、金沢の一小村に住んでいた竹川が、どうして献体を決意するに至ったか、興味と関心を持って研究し、これまで金沢部落史研究会会誌『部落・人権ノート』等に何度か論文や小説を発表されました。
同書は、小説のかたちを取っていますが、詳細な調査に裏打ちされた立派な研究書と言うべき書です。ご一読されますようお薦めする次第です。
なお、現在、デイジー録音が進行中で、これにつきましては筆者(076−229−2048)にお問い合わせください。
2,160円(税込)
全15章 355ページ
株式会社 石川県学校用品
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英語:Japan Society on the History of Blind Education
エスペラント:Japana Societo pri la Historio de Blindul-Edukado(ヤパーナ ソツィエート プリ ラ ヒストリーオ デ ブリンドゥール・エドゥカード)
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