３年ぶりの総会・研究会です。日本盲教育史研究会は創立から満１０年となりました。コロナ禍で２年間書面総会のみとなっていましたが、この記念すべき１０周年にはどのような形であっても研究会を行なうようにしたいと思っていました。

　今回は「盲史研満１０歳―進展と今後―」というテーマで、第１回大会と同様、中村満紀男先生に「日本の視覚障害教育の１世紀半と今後」というような内容でご講演をいただきます。先生は昨秋、内外の視覚障害教育史について大著を刊行なさっておられますので、それらを基に興味深いお話が伺えるのではないかと楽しみにしております。

　なお、研究発表は新進気鋭の方を含め、６件を予定しております。今回の研究会を通し、日本盲教育の歴史を改めて深く掘り下げ、課題を検討したいと考えております。対面とオンライン併用の方式で行ないますので、是非多くの皆様方のご参加により、今後に向けての飛躍の会になることを期待しております。

　今はただコロナが少しでも落ち着くことを願うばかりです。

日本盲教育史研究会会長　伊藤友治

日時

２０２２年１０月２２日（土曜日）

１０時１５分から１６時４５分まで

収録・発信拠点

日本点字図書館

オンライン会議システムでの開催とします。オンライン会議システムの利用が困難な方のご相談には応じますので、事務局にご連絡ください。（人数を絞って、会場への参加を検討します。）

主催

日本盲教育史研究会

後援

全国盲学校長会，日本盲人福祉委員会，毎日新聞社点字毎日

内容 ・ 日程

Ｚｏｏｍ開設

１０時１５分

第１１回総会

１０時３０分から１１時００分まで（採決は、Ｚｏｏｍの機能を利用して行う）

第１１回研究会　開始（１１時００分から）

開会挨拶	１１時から
発表	１１時０５分から 山口 真穂 「近代日本の点字通信教育史構築の試みー左近允孝之進・中村京太郎・山村熊次郎の講義録と教科書出版」 鷹林 茂男 「調べてきたこと−明治前期、東北地方の視覚障碍者の活動について」 岸 博実 「日本盲教育史研究会の歩んできた１０年と今後」
昼食休憩	１２時０５分から
基調講演	１３時２０分から 筑波大学・福山市立大学名誉教授　中村 満紀男 氏 「日本の視覚障害教育の１世紀半と今後」
休憩	１４時４０分から
発表	１４時５０分から 伊藤 勇 「南雲総次郎に関する伝記的資料の検討」 栗川 治 「新潟県下各盲唖学校協議会と点字図書館運動──中越盲唖学校・姉崎惣十郎と新潟盲亜学校・山中樵をめぐって」（仮題） 伊藤 友治 「視覚障害者柔道の歴史を通してインクルーシブな社会を考える」
研究協議	１５時５０分から
閉会挨拶	１６時３５分から

配布資料

発表レジュメ、資料ともデジタルデータをお送りします。

発表レジュメについては、印刷したもの（墨字、点字とも）を希望される場合、申込時にその旨お知らせください。

お申し込み・お問い合わせ

お申し込みの際の記載事項

必須事項

１．氏名　　２．住所　　３．電話番号とメールアドレス　　４．使用文字（普通文字，点字，拡大文字）　　５．会員・非会員の別　　６．参加（総会のみ，研究会のみ，両方）　　７．その他の必要事項

希望事項

発表レジュメの印刷したものを希望する場合は、その旨記載してください。

手話通訳等を希望される場合は、その旨記載のうえ、ご相談ください。

参加経費につきまして

全員	参加費　１，０００円 領収書はご要望に即して郵送します。
会員	年会費　２，０００円（１年分）