「ミニと冠するレベルを超えたもの」としてご好評を得てきたミニ研修会の第４回を北九州市で開催できる運びとなりました。

　永続した盲学校として、大阪よりも西で最初に産声をあげた長崎盲唖院をはじめ、九州各県の盲教育史には個性的な経緯や取り組みで名を挙げた学校ばかりです。盲教育史、盲唖教育史の研究においても、長崎などに著名な研究者がいらっしゃり、各盲学校史に関しても労作が数多く残されています。

　今回は、九州の全体像に迫るとともに、福岡、長崎、熊本などの盲学校史などを掘り下げます。蓄積豊かな現地の「視覚障害教育史研究」活動から学ぶ絶好のチャンスとなるでしょう。

　会場として、北九州市のＪＲ黒崎駅直近の西部障害者福祉会館をお借りすることになりました。会場となる建物にビジネスホテルも併設されています。全国各地から、多数ご参加ください。九州全域からもお越しいただき、九州における盲教育史研究の新しく力強いネットワーク形成につながることも切望しています。

日時

２０１６年６月４日（土曜日）　１２時４５分から１７時３０分

会場

北九州市立西部障害者福祉会館（５０１〜５０３研修室）

所在地：〒８０６−００２１　福岡県北九州市八幡西区黒崎３丁目１５−３　コムシティ５階

ＴＥＬ：０９３−６４５−１３００

日程及び内容

受付（１２時１５分から）

開会（１２時４５分から）

講演（１３時００分から１４時３０分）
講師 ： 平田 勝政 氏（長崎大学教授）
講演題　「日本盲教育史研究の成果と課題―１９２０年代における川本宇之介と希望社運動の検討―」

発表（１４時４５分から　各３０分間）

1. 明治期盲唖学校と支援組織―九州地方を中心に―　（長崎県立諫早特別支援学校　菅達也氏）
2. 九州と盲唖教育　（日本社会事業大学　木下知威氏）
3. 地方盲学校、聾学校の専門的教員の養成と補充　―昭和初期から昭和３０年代の熊本県―　（九州ルーテル学院大学　佐々木順二氏）
4. 史料紹介（吉松政春「福岡県の盲教育の歴史」・岸博実「九州と京都盲唖院」）

意見交換（１７時００分から１７時３０分）

懇親会（１８時００分から２０時００分）　≪会費４，０００円程度≫
懇親会は、事前に出席希望をお知らせいただいた方のみご参加いただけます。

備考

• 普通文字、点字及び拡大文字の資料を準備し、手話通訳者を配置します。
• 宿舎・切符・食事などは参加者各自でご用意の上、移動の安全にご留意下さい。

申し込み

日本盲教育史研究会事務局宛てに「氏名，住所，所属，電話番号，メールアドレス，使用文字，懇親会参加希望，その他の配慮希望」を明記して郵送もしくはメールでご提出ください。
締切：２０１６年５月１５日（日曜日）

申込み先	〒６１１−００１３　京都府宇治市菟道丸山１−７０ 日本盲教育史研究会事務局 E-mail: moshijimu★moshiken.org

主催

日本盲教育史研究会

後援

全国盲学校長会

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会場への地図について

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