掲載:2015年02月01日
最終更新:2015年02月01日
案内終わり♪
第2回ミニ研修会を神戸で開催することになりました。そこで兵庫在住の会員有志で話し合い、こんな研修会にしたいと考えましたのでご案内いたします。
明治39年1月1日、日本最初の点字による新聞「あけぼの」が、左近允孝之進の手で発刊されました。前年に神戸訓盲院を開設した孝之進は、そのわずか3年後に39歳の若さで生涯を閉じます。
しかしそのこころざしは10年後に、中村京太郎によって同じ「あけぼの」の名前でひきつがれます。のち「点字毎日」編集長として現在に至る数多くの事業を手がけた京太郎ですが、その彼を盲人福祉のすすんだ英国留学に導き、生涯を通じて支えたのが好本督でした。京太郎による「あけぼの」創刊の年、神戸訓盲院に29歳の木下和三郎が招かれて赴任します。彼の探究心は理療の科学的検証から自らの歩行の体系的分析に及びます。越岡ふみは、昭和7年に京太郎を代表者として、失明女性のための関西盲人ホームを開設しました。
今回の研修会では、これらのパイオニアとなった人々をつなぐこころざしが、現在どのように生きているかをともに学ぶ場になればと願っています。会の冒頭には、神戸で生まれた宮城道雄の箏曲演奏でお迎えします。皆様のお越しをお待ちしています。
平成26年 5月17日(土曜日)
12時30分から16時30分
琴演奏 池田瑛氏,折野正造氏
テーマ1 木下和三郎の探求
「盲目歩行に就いて」より(渡辺譲)
理療の科学的探求(松井繁)
テーマ2 左近允孝之進のこころざし
「あけぼの」創刊と神戸訓盲院(古賀副武)
つながり支えた人々(森田昭二)
※昼食はすませてお越し下さい。神戸駅周辺にも飲食店が多数あります。
※終了後会場を変えて懇親会を持ちます。
神戸市立盲学校会議室
本文ここまでです。
ナビ終わり♪
Copyright 2015 日本盲教育史研究会, All rights reserved.
英語:Japan Society on the History of Blind Education
エスペラント:Japana Societo pri la Historio de Blindul-Edukado(ヤパーナ ソツィエート プリ ラ ヒストリーオ デ ブリンドゥール・エドゥカード)
ここがページの最後です♪